本日クラルテ大人のための人形劇「有頂天家族」
京都、たぬき、天狗、叡電。
これ、原作を読んでるから面白かった。
アニメも見たしね。
ただ、森見ワールドに点在するはてなマーク??はうまく表現されており。
はじめ、素舞台なので蹴込みもないし、どうなるんだろ?という期待感。
ぼんぼりのような造形や格子の不安定な角度が、非常に奥行きを生む。
叡電のつり革びゅんとでてきたり、電気ブランの瓶の行列の表情など、細かな部分まで行き届いた演出。
ストーリーは、原作に忠実であろうとするから、追いかけにくい?
ほていさんと囚われた総一郎の会話の部分が印象に残る。
主人公のまっすぐな思い。
冗長な部分があり、ちょっと眠い。
まずは、原作を知っているかどうかで、感想も違うだろうな。
原作者が観劇されていた。