昨日西宮北口へ。
お昼ご飯は、竹福でかつ丼食べてから県立芸術文化センター中ホールへ。
日舞、マイム、ミュージカル、芝居。藤間のご宗家演出振り付け。
桜の花の精に翻弄される男と女。
鳴り物、チェロの生演奏。
いいむろさんの首のマイムにあちこちから、ほぉ〜っと声があがる。
市川ぼたん演じる、舞う?女が、純真な山賊をあやかしているように見える前半。
後半からの、予想を超えた展開に怖いもの見たさでぐんぐん。
桜の花の精が般若になってからの怖さが半端じゃない。
装置や照明が極限まで削ぎ落とされていて、後ろに坂口安吾の原文らしき謡の流れるなか。
悲劇はクライマックスへ。
久しぶりに、好みのざらっとした作品。