おかずはいつつ、ココロはひとつ。

六十代陽気なあかんたれ、観たり読んだり食べたり作ったり。
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# ゆらぎ
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三味線の一の糸から、生まれるゆらぎ。

ただの会議室、ただの長机。
直接胸に響く浄瑠璃。
顔見世の新口村を終えてからの、弾き語りの会。
おべべの人もたくさんいはる。

次年度例会のアンケートに上がってきた、創作浄瑠璃。
懸念の声あり、絶賛オススメの声あり。
どうなんだろう?あまりの情報量の少なさに、一度お目にかかって、お話もお聞きしたかったので
今日、森ノ宮ホールにお師匠はんの創作浄瑠璃の会に伺った。

すごい!まいりました。

子どもたちがこんな風に伝統芸能に早くからめぐりあえていれば、日本の文化は守ることができるかもしれない。
美しい言葉たちは、子どもたちにじかに響くだろう。
強く、しなやかな三味線の音色は、子どもたちの心をおどらせるだろう。

二曲、息のむ迫力に圧倒されて、しばらく呆然となる。
合間に浄瑠璃の起源や三味線の材料についてのお話もあり、舞台の裏話もちりばめられて、あっと言う間の豊かな時間。

おやこ劇場の例会に是非!と強く思う。
アンケートにこたえてくれた子どもたちに感謝。

美味しいお薄とお菓子もよばれ、CDもいただいて、かえって申し訳ないくらい。

お師匠はんに聞いてみた。
眠っちゃってもいいですか?
はい!そのへん走り回ってもかまいませんよ。
子どもたちに、直接体験させたいんですよ。
大丈夫です。大歓迎です。
と、本気でお答えになる。

28日にEテレ9時半古典芸能への招待に顔見世ご出演の様子が放映されるので、ぜひ。

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:25 | category: 見た、聞いた、読んだ |
# 新劇フェス第二弾 潮流
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12月7日 潮流スタジオ
この数年、ちょっとハマっている、潮流のスタジオ公演。
今年は、近世?を舞台にした、二作。
手紙の掏摸は、何か不都合ありそうな、不穏な雰囲気で、物語は進む。
そこかしこに見え隠れする、情。
オチがおもしろ悲しい。
第一の春は、美しい日本語で、矢継ぎ早に話す役者達のテンポがいい。
いずれにしても、狭い会場を逆手にとって作りあげた、濃密な空間を短編二作で転換も装置も丁寧にうめていくことで、満足度高い。

| comments(0) | trackbacks(0) | 19:54 | category: 見た、聞いた、読んだ |
# 12月8日沿線会議にて。
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厳しい状況の劇場が集まり、来年度府連運営委員の選出についての話には胸に迫るものあり。
でも!
毎回、自劇場報告では、各劇場の工夫を凝らした取り組みが紹介され、啓発されることしきり。

こんな時だから、力を合わせて、いいかっこもせず、なんでも話せる劇場が集うことが大切だ。
こんな時にも、楽しみはある。
みんな、クリスマス会やみかん狩り、スィーツデコ、子育てトークライブと意欲的。

ちょっと、楽しみな取り組みも進行中。
この楽しみを、会員や会員外のひとたちに、直球ど真ん中で伝えたい。
来月は、今期担当の作品説明会にむけて、兵庫から今年の実行委員会事務局に来てもらって、直接レクチャーを受ける。
山積みの宿題に、ひるむことなく、みんなで知恵を出し合って、でも面白がりながら過ごしたい。
と、心から思う。

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:15 | category: おやこ劇場 |
# 真冬のウクレレ
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石けんデコバージュからの、文化協会お手伝い。
はるちゃんのウクレレの先生のコンサート
大東市恒例のクリスマスコンサート。
小ホールに円卓を出して、ワインサービスがついた、ちょっとおしゃれな取り組み。
真冬にウクレレ?って思うでしょう?
ウクレレの可能性はこんなに大きい?と、高い音楽性と技術に驚く。
実は、このコンサートの裏方お手伝いはたーいへん。
ワイングラス120個、チャーム120個、未成年者や運転者用のソフトドリンク。控えは戦争だ。
でも、ワタシ的には一押しのアーティストなので、今回はできるだけ聴きたかった。
ウクレレの、たった4弦が紡ぐ音とは思えない。ジャジーなアレンジとちょっとエスニックなパーカッション、ベースのアンサンブルがご機嫌。
何より、アーティストがすっごく楽しそうに演奏していた。
アンコールがすんでもおさまらず、最後にもう一曲カーペンターズ。
客席から、ハミングたくさん。
ほんとに寒い夜にウクレレ もアリ!

| comments(0) | trackbacks(0) | 20:33 | category: 見た、聞いた、読んだ |
# 石鹸デコバージュ 覚え
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12月6日(土)1時半から事務所で、参加費1人200円で6人の参加。
手工芸部長いぇろーさんの優しい指導のもと、みんなでいっぱい作る作る。
結構センスが問われるんだなぁ。
固形石けんの形状や種類によっては、カッターや紙やすりで削って成形するのもいい。
定着液が石けんと薄く薄く剥がしたペーパーナプキンの接着剤になり、コーティング剤にもなる。
柄出しが、なかなかうまくいかず、石けんの表面のレリーフも気になる。
だからむつかしいかというと、やり直しもきく。練習に小さいホテル用の石けんで、まずやってみる。
重ね塗りするのだが、乾くまでがちょっと時間がかかる。
その間にいっぱい おしゃべりしたり、差し入れのドーナツでコーヒーブレイク。
コットンのトートバッグでもできるらしい。
他にレースや待ち針リボンなどで、立体的にデコレートも可能。
サンプルに紙コップで作って持ってきてくださったのもいい。

ペーパーナプキンの柄が大きすぎないように選ぶことがポイント。

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 20:17 | category: おやこ劇場 |
# はしごな人形劇
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昨日オトナの遠足。
朝から門真で人形劇団京芸の「おもしろ劇場」、ハネたらダッシュでお昼ご飯を食べに、近所の洋食屋さんへ。
で、今度は京田辺まで。
やましろのくに2014に、虹色どんぐりの「きつね」
どちらもとても印象に残る作品だった。

おもしろ劇場は二作とも、洗練されていて場面転換もスムーズだ。
はじめの「ひとがたくん」の、そぎ落としきった造形が、こどもたちの想像力を激しくかきたてるらしく、集中がハンパない。
「いぬうえくんとくまざわくん」は、最初から1人なのと、2人で過ごしてから1人なのでは、気持ちが大きく違うことを物語の中で自然に感じることができる。
みんな違う、みんな素敵。を全面に出しつつ、寂しさも伝わる。
こちらも、人形や装置の造形が垢抜けいて素晴らしかった。
首すじかわいい。肉球かわいい。しっぽかわいい。くたっとした寝姿かわいい。

午後からは、京田辺へ。
少し大きなこどもたちにむけた作品。「きつね」
けっこう小さなこどもたちもよく見ている。
人形のはけ方が、舞台に直角に入るので、非常に距離感があり新鮮。
これって、ひょっとしたらオーソドックスなのかな?
影を映す障子を後ろから照らす灯体がしばらく残っているのが気になった。
きつねがウサギを食べる場面も、さらっとうまくこなされて、親狐たちが死んでから虹色になったことで、説明が少なく理解できる。
太鼓や篠笛が、非常にバランスよく作品に寄り添う。
人形はせりふを発せず、きつねの面をつけた、後々の あき が語ることで、集中がとぎれない。
熊に襲われ死んでいく母きつねのかなしさ。
その熊と戦い瀕死の父きつねのいちるの望みが子ぎつねを人間の赤ん坊に変える。

赤ん坊は、大きくなって、きつねの姿になってしまってからも、村を嵐から救おうとする。
せりふのない分お面や群衆の造形が際立ち、おもしろい。
アンサンブルとしてよくできていた。

京田辺の会場で、お元気そうなZENちゃんの笑顔に会う。そうよね、人形劇団京芸がらみのはしごだったんだ。

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 15:55 | category: 見た、聞いた、読んだ |
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