こないだ某劇団制作のあみさんと話し続けていた後、事務所でひとりになって考えた。
すごくビンボーでお金がなくても、すさんだ気持ちにならない三大要素は品性・家族・友達じゃないかな?
まだ若い彼女がとても豊かで幸せそうに見えた。
小さな2人の子どもたちとまた違う劇団の表現者の夫との暮らしは大変に決まってる。
文化の普遍性と危うさを小さな頃から息をするのと同じように感じ続けることでしか、形のない文化を守る力としての人間的成長はできないなと…。
なんとも心細い存在のおやこ劇場であるが、そんな子どもたちの文化的成長の一端を担う存在ではないのか?
というような話をしたのだけれど、合間に家族や周りの人たちの話をした。
縁あって彼女の家族全員のことも知っているのだけれど、ふと子どもたちにかけたお父ちゃんの言葉や子どもたちの空気がとても品がいい。お行儀がいいとかおとなしいとかじゃない。
つらつら思うに、お金がなくて買えないモノよりいくらお金があっても買えないモノを子育ては教えてくれる。
思いがけず、子育てとおやこ劇場のつなぎ目を見た気がした。
気づかせてくれたのは、若い友達。
ここのところのお弁当は・・・