おかずはいつつ、ココロはひとつ。

六十代陽気なあかんたれ、観たり読んだり食べたり作ったり。
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# でん!
夕焼け空.jpg
鬼ごっこで鬼になり、誰かを捕まえた時、 でん! と言うのは大阪だけらしい。
昨夜のテレビで、おたまは相当ショックをうけ、「じゃあ他になんて言うのさ〜。でん!以外考えられへん…」とちょっとぼー然。

続く まんまんちゃんあん も、え〜大阪だけ?とびっくり。

あ〜恐ろしいのは親からの伝達であるぞ、とワタシは違った意味で愕然。

「あそこの木ぃにでん!して帰ってくんねんで、競争や!よ〜いドン!」と ヨチヨチなおたまに声かけたのも、「一番にお仏壇にまんまんちゃんあんしてきなさい!」と言いつけたのもワタシにちがいない。

何気なく耳にした言葉が、ある意味子どもにはナショナルスタンダードになってしまう。

そういえば「ジリジリってキッチンタイマーって言うねんな〜。ジリジリかけたらいいやん!って言ったらポカンとされたよ。」と呟いたおたまはすでに高校生だった(笑)

でも、秀逸は ネンネの部屋(寝室のこと) やね。
22年前の公園友達だけに通じる単語。
おたまとその幼なじみは、今でも顔会わせればそんな共通言語でしゃべっている。
何年に一度だというのに、いつも会ってるみたいに。

夕焼け空がきれいにむらさきになるまで、ずっと公園で遊んでたあのころ。
バイバ〜イ、また明日ね!
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:23 | category: つれづれに・・・ |
# 講演会に行ってきた。
本日毎年恒例大阪府おやこ劇場連絡会主催の講演会。
 
「生の舞台を観つづけることの大切さ」〜本当のかしこさを求めて〜
 
講師は清水眞砂子さん。
60歳を超えてなお、短大の先生で翻訳家。
ゲド戦記を訳した方。
 
たくさんの本の紹介と、今を生きている学生たちの様子、間違った大人たちの解釈についてのお話。
 
印象的だったのは
☆3匹のヤギとがらがらどんが怖い本だと思う?狼と7匹のこやぎが怖い本だと思う?
そう思う大人がいっぱいいるのだそうだ。
 
あの顛末に耐えられない感性は間違っていると思わないか?
 
☆ハッピーエンディングは最終的に登場するものがすべて幸せでないといけないという解釈が横行しているのだそうだ。
 
おっどろいたな。本当にそう思う人がいるなんて。
 
☆憤るってなんですか?という質問をした高校生。
叱られたことがない子ども達がたくさん大人になろうとしている。
 
現状を聞くと、もう取り返しのつかないところに来てるかも?と感じた。
 
中でも一番響いたのは、子ども達は自分が条件付で愛されていることを知っている。
どういうこと?
いい子でいれば、テストがよければ、いうことをきちんと聞けば、愛される。とわかっている。
 
うわぁ〜!!ごめん!本当にそうだ。
いい子だったらもっと好きになるよあなたのこと。
もっといわれたことをちゃんとすれば、うれしいよ。
とワタシは思っていた。
 
かけがえのない存在ではあるが、もっともっと とか もしかしたら を期待してた。
思いっきり条件付な愛情だったよ。
 
ひっそりと自分の世界に浸っている子を、ぼ〜っとした覇気のない性格だと思っていた。
何もしない。何も求めない。そんな大人もいていい。
 
もう一つ、これはいかがなものか?とは思ったけれど、「人間は自由に生きたいと思ったら死をその想定の中に入れておかないといけない。」という言葉も心に残った。
 
孤独かもしれないが孤立してはいけない。
 
ということを子ども達に大人が教える方法がこんな状況を救うカギになるのではないかな?
 
親というもののトレーニングはただ生きること。
 
 
 
 
今日のお弁当は…


VANCOUVER 2010 Olympic News [Yahoo! Sports/sportsnavi]
| comments(0) | trackbacks(0) | 17:34 | category: おやこ劇場 |
# 出前一丁

ここ数日風邪で絶不調のワタシ。
咳がひどく、味がわからないから何食べてもげんなりな今宵。

今から御曹司が出前に行きま〜す。と、とったんより、電話。
しばらくして、焼きたてお好み焼きとりんご(もちろん剥いてある!)を持ってハンサム御曹司登場。

写真とる間も惜しんでさっそくりんごよばれた。
つまったままの鼻でもサクサクりんごの食感に、思わずニコリ。
おいしくてうれしい出前一丁!
| comments(0) | trackbacks(0) | 21:09 | category: おいしい |
# クリクリおめめ

生活クラブの魚BOX、月1回の鮮魚直送、どんな魚が来るか?届いてからのお楽しみ。

今日のお魚は、めばちまぐろ。
でっかいつぶらな目が印象的。
いつも届く発泡スチロールの箱に入りきらない大きさ。

ただし、身が柔らかくて扱いにくい。

他につばすとゴマサバも普通サイズでスタンバイしている。
まずは、めばちまぐろを返り血を浴びながら(笑)三枚おろしにしていく。
下手くそな包丁やから、アラには一杯身がついている。

美しい さく にはできなかったが、とりあえずめばちまぐろ4分の1とつばす2分の1をお刺身にする。
贅沢なアラは赤だしに。
ゴマサバはキズシに…。

こんな風に魚をさばく時に使う出刃包丁は20年近く前に、先日亡くなった叔父がくれたもの。

いつも食いしん坊で豪放磊落、愉快なヒトだった。
彼に最後に会った時にも「これ持って帰るか?」とたくさんの柿の葉寿司を渡してくれた。

いつもご飯をご馳走になって、「感謝感激アメアラレ、ポチポチ!」が必ず言うワタシのお礼の言葉。
それ聞くたびに「ガハハハ!うまかったか?そうか!」と笑ってた。
| comments(0) | trackbacks(0) | 09:15 | category: おいしい |
# やっと見つけた、ロマネスコ

だいぶ前から知ってはいたけど、なかなか手に入らず。

どんなんやろ〜と 食べてみたい感 満載で探すこと数ヶ月。
今日やっと天神橋筋で発見。

高かったらやめよ・・・・198円!
これ下さい!

帰宅後半量をカリフラワー、ブロッコリーと共に少々の岩塩でゆでる。
似て非なる味(笑)
おいしいな〜
でもね、すぐ名前忘れるねん。
ゴシック?バロック?ルネサンス?なんやっけ?
ロマネスコ!
| comments(0) | trackbacks(0) | 21:20 | category: おいしい |
# どんこい
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府連青年会議が主催して、大阪中の劇場から中学生以上の会員といろんな劇団の若手が集まって。
今日はどんこい。
大ゲーム大会。大高交や合宿交流で培われた、たくさんのゲームは、知的好奇心を大きくシゲキする。

インドアではあるがすごい熱気。しょっぱなのゲーム「ペットボトルバトル」から一気に、加速。
初めて参加する人たちも、なんとなくすぐに仲良くなって・・・。

おばちゃんたち(一応みな青年というカテゴリーに入れてもらっての参加)も関西の各劇団の若手な人々も、一生懸命な本気出す。

大東からも、ワタシとスパナ(中学生)が元気に参加。

50人をこす参加者。身体と頭脳をフル回転。

なんとなく、みんながとてもいいヒトで、やさしい。
居心地のいい遊び場。

おやこ劇場ってこんなところなんだよ〜って、誰も言わないけど、みんながつぶやいているような・・・。

子ども達、お兄ちゃんたちお姉ちゃんたち、だれもがみなすっばらしくお行儀がいい。

おばちゃんも学ぶこと多いね。

お母さんたち!この子達みんな大高交に行かせたって!!とココロから思う。

*今日は新しくゲームが生まれる場面にも遭遇し、彼らの柔軟性とあふれる創造性に脱帽した。

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:25 | category: おやこ劇場 |
# イヂワルな奴ら


アングラーIWAから、ちょっとしたことのお礼に…これ 買ってもらった。

ゴンチャロフの新作らしいが、なぜか性悪げなヤツやアホげなヤツ。
中東のゴディバといわれる幻のチョコを探しに行ったときに、ご一緒してくれたアングラーIWAが
どれでもいいよ!好きなの買ったげる!と太っ腹なこと(笑)

実は、自分の分として買おうかな〜と思いつつ見てたここのコーナーをを指差すと、「とびっきりイケズな顔のヤツにすればいいよ!」と笑う。
お言葉に甘えて・・・。5匹が5匹ともなんともいえずかわいくなくて、でもワタシ的には好きなネコたちである。

某みどりのデパートのバレンタイン特設会場はそれにつけても、すっごいヒト・ヒト・ヒト。
売り場配置図を見て2〜3店に絞ってチョコ購入、ソッコー退散す。

2人でいわく、あんなとこでイロイロよう比べるな〜、吐きそうなった。
もぉ何でもええがな!っちゅう気になるよな??

アカン,ワレワレ おっさん やわ。
| comments(2) | trackbacks(0) | 10:53 | category: おいしい |
# すごいポーション!
念願のランデヴーデザミへランチに。 千円やし、ま美味しかったらええやん。
 しょっぱなからヤラレタ。 すばらしいスープ(人参のポタージュ)なんとも甘い人参のやさしさ。
 茶美豚のソテー、グリーンなサラダ、トマト、茹でたまご。
 
 はんぱじゃないポーションにちょっとびっくり。 お肉こんなに?に匹敵する、こんなに!なサラダの量。
シェフがメインを運んで来てくれたとき、「こんなに食べられるかな〜」とつぶやいたのはワタシ。
 
だがしかし、鼻をくすぐる香りのいいパンはあの岸部の1件。
これって…と思いついたときは1きれのパンはほぼ完食ええ〜いままよ。
どこまで食べられるか?底力お見せしようじゃありませんか?
すみません、パンおかわりください!
やおら、ちぎったパンにお肉とサラダをはさんでサンドウィッチに…。
邪道? Mais,NON!J’adore!
!シンプルで懐かしい味。Parisの家庭料理の味だけど、丁寧なシゴトがやっぱり違う。
これで1000円って、きっと赤字やね。  

+200円でエスプレッソを・・・。カップが指になじみよく非常にもちやすい。





今日のお弁当は…
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| comments(0) | trackbacks(0) | 17:37 | category: おいしい |
# 太郎のお母さん
100209_1310~01.jpg
いつも行く、魚屋太郎。
いゃあ今日は鯵がええよ!
どないして食べるん?

天神橋筋三丁目の小さな魚屋さんは種類は少ないけど、ぴっかぴかの魚がいつもある。
お兄ちゃんとお母さんがいつも親切だ。
親子がすごく仲良し。
先月のこと,いつも元気なお母さんの顔が見えない。

お母さんは?

ちょっと具合悪いねん。
それがな〜悪い病気やねん。
悔しい!とお兄ちゃんが言う。

お母さん知ったはるん?

うん。本人が詳しく聞いてん。すごいで!しっかりしてる、肝座ってる。
サムライやと思った。

男前やな。

早くにご主人が亡くなって、女手一つで焼肉屋しながら二人の子ども育てはったんやで。

「やっとゆっくりや〜、後は、兄ちゃんの嫁さんだけや。家も建ててくれたしな。」

化粧っけなしで、小さな体で豪快に笑う。さっぱりしたお母さん。
はよ、帰ってきてや。
| comments(0) | trackbacks(0) | 13:24 | category: おいしい |
# プラダを着た悪魔  on   TV
TVで放映されてたのをDVDにおとして見た映画。
 
メリルストリープ圧巻、かわいそうな部下 エミリーの気持ちが良くわかる。
 
生き馬の目を抜く勢いのあるファッション業界。懐かしい。
でも主人公はあっさりと捨てる。私も捨てたのだな・・・。
批判はできないが、ワタシ自身やはり23年たっても大きく心残りがある。
出産と仕事を天秤に掛けて出産を選んだのは確かにワタシであるが、それが正しい選択だったのか?今も疑問。
出産ぎりぎりまで忙しく働き続けて、それでも出産子育てをある程度まではきちんとやろう!と、好きだった仕事を辞めた。
産休を取って6ヵ月後に復職すればよかったのかもしれないけれど、こう見えて腎臓に少々不安のあるワタシはそれほど短時間の後に仕事と家庭と育児の両立をすることは考えられなかった。
 
それから3年、今みたいに苗字で呼ばれることなく、○○ちゃんのおばちゃん、○○ちゃんのお母さんがワタシの名前になり、子どもがすべての生活にちょっと行き詰ってしまった。
専業主婦は結構しんどい仕事やねぇと実感したのもそのころ。
 
子どもと二人きりで時間は,ゆっくり過ぎていくのに毎日毎日追われているような、何かにおいたてられているようなミョーな焦りはなんやったんやろ?そこから逃げ出すためにまた、働き出したのかもしれない。   
           
反省はしていないけれど、せめて小学校低学年まではこの際やから!と家にいればよかったなぁと今になって思う。
 
私にはさしたる資格もなくキャリアもない。若いころから好きな仕事はしてきたけれど、長いブランクを置いても復職できるような資格やキャリアがあればずっと家にいたのだろうか?
 
いいえ!無理!生まれつきの陽気なあかんたれは、子どもという重責から逃げ出していたのではないかしら?と今は思う。
 
でもね!楽しかったんだよ!子どもと一緒に泥だんご作ったり、お散歩したり、絵描きうた歌ったり、芝生にねっころがって空見たり、雨の日に水たまりにジャンプしたり、絵本もいっぱい読んだ。
 
とはいうものの、なんかどろどろした人間関係や努力しても報われない理不尽や、やってもやってもあとから後から来るノルマや、一日・一週間・一ヶ月のそれぞれのスパンの段取り、うまくいって当然、ほめられることの少ない日々の積み重ねがひどく懐かしくて。
それはきっと「仕事はすべて自分だけのためにある」からだったのではないかなぁ。 愛なんて思いやりなんて仕事ができてからこそ の厳しい現実を実は本当は好きだったんじゃぁないかな。と今は思いあたる。
 
と、ワタシにもミランダのように120%な上司が本当にいて、彼女に人生のとても大事なことを教えてもらったと、心からそう思った1本の映画。
 


VANCOUVER 2010 Olympic News [Yahoo! Sports/sportsnavi]
| comments(0) | trackbacks(0) | 17:19 | category: 見た、聞いた、読んだ |
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