おかずはいつつ、ココロはひとつ。

六十代陽気なあかんたれ、観たり読んだり食べたり作ったり。
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# 若いってすごいぞ!
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昨日夜、生駒山の上にある大阪ウォータージャンプに見学に行く。

夏の時期、スノーボードやスキーのアクロバティックジャンプ競技の練習をするプール付きのスロープ。
以前おやこ劇場の元会員のaiちゃんが滑るところを一回見たいなぁとお母さんに話したことを思い出したから。と誘ってくれた。

一回見たいなぁとワタシが言ってた4年前は、彼女は普通のスポーツウーマンだった。

その後、すぐに重い脳梗塞に襲われ生死をさまようことになり、それでも負けずに次々とリハビリや新しい治療法に挑み続けた。

今も、半身に大きく麻痺が残る。

それでも、前へ前へとがむしゃらに体を使ってリハビリに励む。

この夜も、ボードのビンディングを締める、ヘルメットのベルトを締める、コースにボードをかかえてゆっくりと登る、一本一本時間をかけて滑る。
着水後も水を飲みながらもゆっくり泳いでプールから上がってくる。

彼女が滑る初心者用の短いコースの向こうでは、長いコースをアクロバティックにターンやジャンプを繰り返すボーダーがいとも簡単に階段を上りスロープを上がって立て続けに何本も滑っている。

彼女は淡々と自分のペースで装備をきちんとつけていく。
コース途中で転倒したら、立ち上がるのも大仕事。

重い靴の中ビチョビチョやろ?気持ち悪くないの?と聞くと、「気持ち悪いけど楽しいが勝つねん。」

見守る父さんも母さんも、ぐっと握りしめた手を貸さない。
がんばれ!がんばれ!と心の声が聞こえてくるようだ。

だんだん疲れがたまって、最後の一本はコース途中で転倒したから、もうやめるかな?と見ていたら、時間をかけてビンディングをはずし、這うようにしてコース半ばからスタート地点まで登る。
気を取り直したようにゆっくり、ボードを履いてまた滑走する。

危険も伴うが、訓練するなら楽しいことがセットじゃないとね。と父さん。

背中うったよォ。もうやめるよ。と彼女が言った8本目まで。
初心者のコースに交じっていても、かっこよかったよ。


| comments(0) | trackbacks(0) | 11:53 | category: つれづれに・・・ |
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