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私、娘の部屋の扉外したことあります。
私、娘の大事にしていたおもちゃほんとに目の前で捨てたことあります。
私、娘のたっかい勉強机捨てようとしたことあります。
昨日、若い友達と「子どもってさぁ、最終的には自分がよく考えて決めたことなら、お母さんは味方したる!」って、本気で言わないとバレるよな?
それが少々、いや、だいぶ親の望む子どもの姿と違っていてもやで。という話をした。
究極、ちゃんと五体満足で生まれてきたことが奇跡やと思うから、ちゃんとそれを使って生きろ!って思う。
あんなに怒ってるけど、どうせ言うだけやん。と思われたら終わり!と思って暮らしてた。
と言う彼女は、ほんの数日前に初孫が生まれたばかり。
だから、孫も可愛いけど生きろよ!がんばれ!と思っているらしい。
で、突然思い出した!
あんまり部屋を片付けない、きちんとあったものを元に戻せないが続き、怒り狂ったワタシは娘の部屋のドアをはずして晒したこと。
娘の部屋は玄関ドアを開けたらすぐなので、玄関からは丸見えなのに、である。
季節がどうだったのか?
寒さ?暑さ?をしのぐためかな、ドアのかわりにビニールシートをはったよ。
と話すと、「へ?ほんまに?私もそない言うてたよ、うちはドア外すまではいかへんかったけど。本気でやる人ワタシだけちゃうかったんやなー」と大笑いしてた。
ほんとに、ずっと本気出してたなぁ(笑)
おもちゃもゴミ捨て場に持って行って捨てた。そやのに、「なんであの時拾いに行かへんかったんや!」と後々娘に言うと、「捨てられたもん拾いに行っていいとは思わへんかった。あのことは絶対忘れへん。」と言う。
今なら、ちょっとわからんでもないけど、当時はその執着のなさ?にも母は怒ってた。
本気出してた母は、娘が20歳になった時「心の扶養」から外した。
ちょっとほっとした。
頑張って今からは一人で生きれるようにしてや!もう肝臓も腎臓も上げません!と思った母である。
あんなにきばらんでもよかったんかな?
とは思う。
思えば、ほめるところをよう見つけんかったんやろな。
ただ、生まれてきてくれてありがとうと思うより、なんとしても親より1日でいいから長く生きて。と思ってきたし、思っている。
生きてこそ。が一番の親孝行なのかもしれない。
ビニールシートばりの彼女の部屋を見て、水族館か?とも思ったけど。
お正月はあっという間に過ぎて、もう2月。
劇場の事務所は緊急事態宣言を受けて、ほぼ1人体制で開く。
おしゃべりなワタシが、しんねりむっつり仕事してるのを、気遣ってたいてい誰かがのぞいてくれる。
それもお昼まで、とかお昼から、とか、一緒に帰りましょうと夕方に。
と、うまく密を避けて。
お知らせすることもあまり無く、例会に取り組みたいけど、「ほーらね?」の緊急事態は延長。見通しが立たない。
時を同じくして、母(94歳)が大きくコワれ、その介護や暮らしのことで多忙になり、仕事はまぁまぁだけれど、オフの時間が格段に減り、マルチタスク上等!のワタシはもうすでにいなくなっており。
ちょっとしたミスや、ポカが増え。
それでも、事務所に行けばいつも誰かがいて、仕事を放り出しても、聞いてくれたり一緒に悩んでくれて…。
年末に母が施設に入所し、母の安全確保ができて一安心したとたん。
緊急事態宣言が出たので、ほかの2人は感染してはいけない立場や身体事情があるので、事務所の体制をワタシ1人での対応にした。
友達とゆっくりランチをしたり、芝居を見てからお茶したり、レイトショーの映画をみたり、スーパー銭湯でのんびり身体を温めたり、禁断の夜中のラーメンやマクドもぜ〜んぶ我慢の日々。
それでも黙って、安心安全な取り組みはないか?終わりの見えない日々を、ウイルスと共存することを念頭に過ごす。
ってなぁ〜。
ワタシはもうオババやねん!
したくないことはせず、したいことは次々せな、残り時間はないねん!
行きたい国、逢いたい人、したいこと、たくさん。
気持ちが萎えそうになる、心寒い冬。
2020年8月
やっと、おやこ劇場の事務所にパソコンが来た。
スキャナー付きのプリンターと共に。
たった、10日で目に見えて、紙類が減っていく。
なぜ私財をなげうってでも、もっと早くせめて10年前くらいに導入しなかったのか?
後悔が嵐のように押し寄せる。
誰にもわかって貰えない。
だれとも共有できない。あの苦しみ。
パソコンを学び始めて数ヶ月の人に「じゃあ、私が原稿全部打ちます!」と言わしめた、臨時総会資料作りの頃。
「この人ワタシに喧嘩売ってんなぁ」と情けなくなったり、「チョコレート販売の粗利がいつもわかりたい。」と言うと、「そんな儲け主義みたいなことを…」と顔をしかめられて。
屈辱的な思いをひた隠しにして、自宅や職場のパソコンでひたすらに、資料を作った日々。
ニュースも、会議資料も、アンケート集計も、USBメモリであっちへこっちへ。
ワタシはパソコンを、使い出して20年以上になるが、一度も、習いに行かず、若い友人の適切なアドバイスとパソコンに対する心構えだけを頼りに使ってきた。
なので、いつもこれは回り道なんしゃないだろうか?
もっと簡単で美しい(ココ大事)使い方はないのか?
自信のひとかけらも持てず…。
スマホが発達して、たくさんの人がスマホを使い出しても、パソコンを使って手伝いましょうか?と言ってくれる人はなかなか現れず。
それでも、少し前からからお手伝いしてくださる方がいて、ニュースや広報チラシなんかは楽になってきてた。
ただ、事務所でデータを見ながら検討したりはできず、文章校正やレイアウトの確認がメールのやりとりやLINEのやりとりでタイムラグがストレスだった。
まだまだ可能性があるはず。
コロナ禍の最中、トンネルに光がさした感じがした。
長かった孤独な闘い。
失って知る、何の変哲もない「普通に例会ができる幸せな暮らし」
先日8か月ぶりの例会。
嵐のような日々がやってきたのは2月末。
前代未聞なカオスな毎日
気持ちは荒んで、疑心暗鬼の住む自分自身に嫌気がさす。
でも、あれやこれやと家族や仕事や劇場が待ったなしでコロナという怪物に巻き込まれていく中、正気を保つためには何をすればいいのか?
内なる自分と否応なく向き合う日々。
歳とった自分が逃げ腰で、及び腰なことに気づいて、本当に情けない。
それでも近隣の劇場に助けて貰って、やっとこぎつけた例会。
雨の中、お手伝いに続々と来てくださるみなさんにありがとう〜と思いつつ、あれもこれもの感染予防策に追われて、時々「あーいつもの例会みたいなワクワクが懐かしい」とチクリとトゲが胸を刺す。
ココンさんの作品は、間違いがない。
こんな人形劇みたことある?
大人も子どもも、知らぬ間に引き込まれる不思議世界。
少しの毒と際立つエレガンスに秘められた、ギミック。
人形の仕掛けだけでなく作品自体の仕掛けに、子どもはグッとついていく。
その、迷いのないやわらかな海綿のような吸収力には目をみはる。
この作品こそは、親子が仲間がひっついて、体温を感じながらひしめくようにみたい。
2回公演の合間にみんなで見た虹。
「長い戦いになりそうなこのコロナ禍を乗りきる力」がワタシ達に残されているのか?
これが、普通じやないから。
早く幸せな暮らしを取り返したい。
コロナ禍をメリットに変えることなど絶対できない。
子どもたちに安心安全な例会を保証するために力を惜しまず、準備に注力したけれど、それでも何か足りなかったのでは?と不安が残る長い長い1日だった。
この一年、「かえるくんかえるくん」の例会をピークとして捉えて過ごしてきました。
残念ながら、会員は増えず、なかなか前を向いて進んでいけない劇場です。
もう、くどくどと反省すんのんやめて、やりたいことばっかりしたらどやろ?とか、刹那的な考えがよぎる日もあります。
そんな時、9月の台風で事務所の勝手口が飛んでいってしまい、玄関のドアもベリンとめくれ、なんだか笑ってしまうような出来事があり、不用意に風通しの良い感じ。
あー風通しね?と災難からヒントをもらった感じ。
今まで、長々と大阪府連や京阪沿線会議のこと、大文連のことなど、カタい部分はニュースにも概略やイベントしかお伝えしなかったけれど、これからはもっと詳しくわかりやすくお知らせしたいと思っています。
優しい会員さん達は、時々事務所のお手伝いや、手助けをしに覗いてくださいます。
事務所の一隅をお借りしてはじめた、小さなアトリエも不慮の事故で停滞していましたが、またぼちぼちはじめています。
新しく仲間を増やすために。
ちょっと風通しのいい劇場をめざす、そんな総会になりますように。
昨日今日と「上演予定作品説明会in関西」に行って来ました。
灘区民センターマリーホールで、熱い2日間。
懐かしい人に会いに行く。
会いたかったなぁ、な人に会う。
不思議な作品に出会う。
あ!見たい!作品に出会う。
毎年この時期は、過集中になる。
でも兵庫の劇場の人たちや、岸和田の美女達にも会えて、昨日まで一緒にいたみたいに話す。
生きるって大事よねぇ〜と今年はなぜか思った。
途中仕事しに抜けてまた灘へ帰ると土砂降りの雨。
今朝も雨。
劇場にも恵の雨となりますように。
ずいぶん前のことになりました。
5月12日に第141回例会
人形劇団ひぽぽたあむの
片手使いの人形劇「かえるくんかえるくん」に取り組みました。
この作品で起死回生の会員増を目指していたのですが、準備不足でままならず。
劇場は激しく落ち込んでるんです。
だって、これで今年度の例会はおしまい!
これまで、なんとかニュースを発行し、それでも次年度に向けて例会アンケートも集め始めています。
明日からは、作品説明会がはじまるし、前を向かないと、このまま沈んでしまうようないや〜な気持ちがしています。
でもね、こんなときこそきちんと長い目で未来をみるべきではないのかなぁ〜
ぼちぼち頑張りましょう。
みなさんは、「かえるくんかえるくん」がどんなにステキだったか?
劇場は楽しい場所です。とご家族やお友達やお知り合いにたくさんお話してくださいね。
事務所が少しずつ変わります。
こないだから、事務所の片隅にミシンを置いて、「お洋服工房」がはじまりました。
月に一回くらいは、「作って食べる会」もしたい。
この夏は「デイキャンプ」したいな。
8月になったら、「岸和田こどもえんげき祭ツアー」しようよ。
「かえるくんかえるくん」の例会では、花束のカードのプレゼントをいぇろーさんが、立体的なかえるの会場装飾は東京のママさんデザイナーのえりさんがあっという間に作ってくれました。
これからも、たくさんの人が集まる、そんな場所にしたいと思います。
さぁて、何か企みましょうか?
右手首から指先は麻痺しているから、メモも取れず書記もできないけれど、口と耳は元気だから、あたらしい劇場になって初めての総会と劇場のこれからをたくさんの、会員の皆さんと話し合える。
とても楽しみにしているから!
今日は門真おやこ劇場との合同例会。
きんぎょがにげた 効果?(笑)
思いがけずたくさんの参加。小さな子どもたちが、きんぎょあそこにおる!とかわいい声をあげる。
ゆったり寝転んだり、うろうろしたり、おしゃべりしながらみてもいいんだよ〜ってはじめに言ったけど、みんなお行儀よくみた。
まぁ、平土間ギチギチになるくらいたくさんの子どもたちが来てくれたからね。
お誘いチケットで来てくれた子どもたちが多いのがちょっと寂しい。
でもね、こんな風に和やかになんのしばりもなく、舞台芸術に親子で触れることが身近にあるおやこ劇場ならできると心にとめて貰えれば…と胸がザワザワする。
いつもなら、もっと大人ばっかりやから、こんなにたくさん小さな子どもたちが来てびっくり、ワラワラしたなぁと門真の運営委員長さんと話していたら、おやこ劇場でしょ!とK田さんが笑う。
いつか、大東だけでこれだけたくさんの子どもたちと一緒に鑑賞できる日がきますように。
と、祈る帰り道。
説明会終わりのただじゅんさんのFBで知る。
佐々木先生の訃報。
こどもを一度ぜーんぶ受け入れてあげるといいよ。
大阪府連で取り組んだ、講演会当日。
約束の時間より早めに向かうホールの入り口で、にこやかに劇場スタッフと話してらっしゃる先生を思い出します。
奥様もお電話で、頑張って伺いますからね、これが地方に出かける最後の機会になるかもしれないから。
と、優しくおっしゃっていただいて。
亡くなられてもたくさんの著書は残る。